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セブ島出産記

妊娠前期(~5ヶ月)

妊娠が発覚したのはあるムカムカする夜、まさかなと思いながら胃薬飲む前に検査薬でみてみるとプラスマークが!もう一度、説明書を読み直して見るとやっぱり陽性だ・・。Fishyが近くにいたので「ちょっときて・・」と呼んで確認してもらう。FishyはSho—cking!と言ってやったねーみたいなことを言ってた。その晩は興奮して寝られなかったらしい。次の朝、もう一回、検査してみると3分もしないうちにプラスマーク。やっぱり妊娠してる・・。嬉しかったけど信じられないってのが私の気持ち。Fishy早速、ママに電話。

 2週間後、Chong Hua Hospital の先生にあいにいく。そしたら、血圧測って、ビタミン剤、カルシウムの取得の重要性などなどのアドバイスで終わり。えっ、血液検査とかないん?と思いつつもFishyが検査薬って正確なんですかねと質問。ほぼ間違いないとあっさり言われた。Dr. Colonel はテキパキしててよさそうなお医者さんだし、ちょっと拍子抜けしたけどまぁいっか、とFishyと私。それに私、セブ島に来る前に念入りに不妊治療でホルモン値や病気のチェックしてるし大丈夫だろう。

 つわりは軽いほうだったと思う。大丈夫なときと横にならなければいけないときとあった。ご飯は日本食が食べたくなって雑炊、味噌汁、冷奴など喉に通りやすいご飯を作って食べた。あと、麺類。前から麺奇知なんだけど、ラーメン、冷麺が究極に食べたくなって日本食レストランで食べたりインスタントのをやわらかくして食べたりしてた。それと今までお腹が弱かったので食べなかったアイスクリームに夢中。お腹が減ると気持ち悪くなるので子供用のスティックチーズを持ちあるくことに。4ヶ月目にはいるとすっかりつわりも終わり、魚、イカ、卵以外は食べられるようになった。

 その後、お腹も適度に前に膨らんできて普通のスカートとパンツが入らなくなってきた。4ヶ月めからちょこちょこマタニティーパンツなどを買い出した。つわりが終わるとほぼ、普通の生活をできるようになってきたけど、やっぱり疲れが出るのが早いのでシエスタ(昼ね)は時々して充電。背中が時々とても痛くなるのでマッサージ師のMergieに来てもらってマッサージしてもらうと夜もよく眠れるし頭痛もなくなる。Rustanで腹帯もどきをみつけた。前がマジックテープになってて調整できるからつけてるとかなり動きやすいし保温効果もある。

 今回の妊娠でとてもうれしいのはFishyがとても幸せそうなこと。身体のことをとても気にしてくれるのがとてもうれしいのと、子供ができることを喜んでくれる夫がいるというのはとてもうれしい。両家族にとっても初孫になる。両家の嬉しさも海外にいても伝わってくる。最近はお腹の中で赤ちゃんがぐるぐる動くのを感じるので妊娠の実感がわいてきた。さて男の子かな?女の子かな?来月検査してもらうのだ。

妊娠後期 (5ヶ月~9ヶ月)

5ヶ月目にしつこくウルトラサウンドで性別調べてください!とお願いした。ディスプレーをみながらドクターが「女の子だわ。間違いない」と太鼓判。えっ。男の子って周りから言われてたのに。女の子なの??一緒にディスプレーをみていたFishy、顔が高揚してる。診察を出た後、「どう?女の子だって」ときいたら「どっちだっていいんだよ。健康なら」とちょっと性別がわかって複雑な心境のよう。このごろ、毎週、お義母様が性別わかった?と聞いてくるので早速報告。「女の子だったよ」すると、電話の向こうで「きゃー。GREAT!!!!」お、お義母さま、女の子がほしかったのね。男の子二人そだてたもんなー。はは。

6ヶ月になるとおなかも膨らんできて「妊婦」っぽくなってきた。つわりもすっかりなくなっていたため、快適、妊婦となる。暇をみつけてはショッピングにいったり妊婦の自覚もでてきてちょっとうれしかったり。7ヶ月になるとついつい妊婦と忘れるほど活発に。胎動も激しくなって変な感触。生まれてもよい月になってちょっっと安心かな。8ヶ月になるとお・・重い。この赤ちゃん、大きいのか私のおなかがかなりビッグに。しかもかなり活発で胎動がひどくて寝れないー。苦しくて寝返りもできないし、どーにかしてくれー。9ヶ月になると心の準備もできてきた。そろそろ、どうやって出産をするか本でも読まねば。しかし、重い。予定日の一週間前、診察すると子宮が開いてきてるわー。もっと開いとくわねとドクター。その日、出血があってきたーっと思って準備してるのになかなか来ない陣痛。それから一週間陣痛を待ち焦がれて予定日を6日超えた次の診察。「あー、2cm開いてるわ。しかもやわらかくなってきてるし、もうちょっとひらいとくわね。これで生まれなかったら来週は誘発剤打つわね」。せ、先生、かなり重いのでなんとかだしてくれーー。なぜか、なかなか出てきてくれない赤ちゃん。待ちくたびれたよーと思いきや。診察の帰り、午後4時アヤラで買い物してると・・ドック・・変な痛み。陣痛ちゃん!一緒にしいた実母&義母がさーっと青くなった。「帰りましょ!」家についても陣痛はいまいち来たりこなかったり。ほんとかなー。午後7時ごろ、きたよー。いったーいのが。ひえー。半端じゃなく痛いー。横で義母が時計で測ってる。「まだまだ10分おきねー。」えっ、死にそーに痛いよこれ!そして「歩いたほうがいいよ」といわれ、痛いのをまぎらわせるのに歩いたら一気に陣痛が縮まった。午後10時、5分感覚に。ドクターにテキスト「もうだめ。病院いくからよろしく」。Fishyはみていられなかったらしく、水を買いに・・なんでや。

出産

午後11時、病院に到着。車の中が辛かった。ひーひー。ついてからも分娩室までの道のりがながい。おーい。廊下で産むぞー。分娩室につくと、当直のドクターが手しゃくでばっしゃーん、ばっしゃーんと下部を洗う。おーい。服べしょべしょやろー。子宮は5センチ開いてる。さらにいろいろ検査があるらしく、寝かされて質問攻め。いつごろ結婚しましたか?とか、おーい、そんなんどうでもええ。陣痛でかんがえられへんっつーねん。そして「痛み止めうちますか?」「いえ、まってください」ぶす。まてっていうたやろー。そして眠気がー。おかげで中間の陣痛が感じられなくなってちょっとらくになった。そうこうしてるうちに、あちらでなんやらFishy喧嘩してる・・あー意識がぁ。分娩するまで分娩室に入れないらしい。セキュリティーガードもきてるよ。おいおい。でもわたしはそれどころじゃないー、眠い。途中でドクター到着。ドクターめっちゃタイミングええ。来たとたん、はい分娩しよっかー。7cm開いてるよ。はーい、いきんでー。あれ?一回で生まれるんちゃうの?どの本よんでもそんなん書いてなかったで。これか!分娩が何十時間に及ぶ原因は!分娩中に気づいたあほな私。冗談じゃないわ、こんなしんどいのやってられへん。次のいきみでうむで!「おー、いいよー、頭がでた。その調子・・生まれた!女の子」と、気合で45分の分娩だったわ。ドクターが「がんばったわね。一晩中かかるかとおもったけどね」。ドクターも睡眠時間がとれて大喜びだった。赤ちゃんは、小児科の先生にチェックしてもらってお乳をすわしてくれた。生まれたばかりなのにちゅーちゅーとおちちを吸うあかちゃん。不思議。痛み止めがきいたのと疲れたのでぐったり。外では赤ちゃんと写真とりまくって起こられてる義母だった。しかし、実感ないなー。もうおなかにいなくて外にでた私の赤ちゃん。ちょっと独立して寂しいものね。その後、次の日までぐっすり。

by scorners | 2005-03-25 14:43 | Pregnancy
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セブ島で定住したかと思いきや日本に立ち寄り、今はカリフォルニア農園暮らし


by scorners
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